病院で行われる治療はどんなもの?百日咳の標準治療

風邪によく似た症状を呈する百日咳に対しても、病院で行われる診察と言いますか治療は普通の風邪とあまり大差ありません。

せいぜい、本当に感染しているかどうかにつき検査を行うくらいなもので特別な機械を使ってとか何か特殊な治療法を試すと言うことはありません。

風邪と同じ投薬治療が行われ、ある程度日数が経ってからもう一度病院に訪れてもらう経過観察が主たる治療法になります。

抗生物質で百日咳ウイルスを撃退!

では、病院ではどのようなお薬が出されるのでしょうか。
まず「抗生物質」が投与されます。

商品名としてはクラリスロマイシンや、エリスロマイシンといった物になります。
一般名をマクロライド系の抗菌薬と言いますが、普通の風邪でも出されるような抗生物質です。
ウイルスをやっつけるためには2週間は飲み続けなければなりません。

2週間も経てば症状は治まり、普通に生活できるのですが体内に残っているウイルスが再度活動しないようにという目的から2週間の投与が標準的な治療としてなされているのです。
また、咳止めのお薬も投与され咳がたくさん出て体力の消耗が激しくなることを押さえます。

家でやらなければならない治療とは

お薬を飲むだけで治るというわけでもなく、家に帰ってからもきちんと睡眠をとるとか栄養のあるものを食べるといった家でできる治療を心がけましょう。
実はこうしたことがお医者さんがもっとも願っている治療法です。
医師はあくまで薬とか注射とか、医学の知識が無ければならない治療を行うに過ぎません。
病院での治療というのは普通の誰でもできることについては、各家庭で実践してもらうことを前提としているのです。

一刻も早く百日咳が治ることを祈ろう

栄養のあるものを作ったり、静かに眠ることができる環境を整えたら後は患者さん本人の体力次第です。
治るまでの間、家族としてはやきもきとした気分になるかも知れませんがまずは「必ず治って欲しい」と心の中で願っておきましょう。
今の時代、栄養失調になると言うことは想像もつきにくいですし適切な薬を飲めば早く治療することだって可能なのです。